オンライン国語塾の費用は高い?安い?正しい比較方法とは
費用と価値の見抜き方
「オンライン国語塾って、月謝はいくらが相場?」「週1で2万円と3万円、結局どっちが得?」。
中学受験国語は、費用がそのまま成果に直結しにくく、“相場”だけで選ぶと失敗しやすい科目です。
なぜなら、同じ週1回でも記述添削の回数と密度/過去問の扱い/宿題管理で、伸び方がまるで変わるからです。
月謝が安い塾を選んだ結果、過去問が「解きっぱなし」になり、6年夏に1対1へ切り替えて出費と時間が増える――これは珍しくありません。
そこで本記事では、オンライン国語塾の費用を月謝ではなく「費用対効果」で比べるために、見るべき5項目(添削・過去問・宿題管理など)を基準化して整理します。
今の迷いを「わが子に必要な投資」に変え、比較の結論が出せる状態にそろえます。
この記事で分かること
- オンライン国語塾の費用を月謝だけで比較してはいけない理由
- 国語専門塾の費用対効果を左右する五つのポイント
- オンライン個別指導の価値を最大化する具体的な進め方
- オンライン国語が特に相性の良いお子さまのタイプ
結論のイメージ
オンライン国語塾の費用は、
- 記述添削の回数と質
- 過去問への関わり方
- 宿題管理と学習計画のサポート
などの見えにくい価値まで含めて比較してはじめて、
高いか安いか、そして本当に「得」かどうかが見えてきます。
この悩みが起きる背景
月謝だけを並べてしまう比較の落とし穴
資料請求やサイト比較をしていると、どうしても次のような見方になりがちです。
| オンライン国語塾 | 月謝 | 回数 | ぱっと見の印象 |
|---|---|---|---|
| A塾 | 2万円 | 週1回 | 平均的な価格に見える |
| B塾 | 3万円 | 週1回 | 少し高いと感じる |
| C塾 | 1万5000円 | 週1回 | お得に見える |
このように費用だけを横に並べると、「一番安いC塾が家計には優しい」「真ん中のA塾が妥当」という印象になりがちです。
しかし、国語専門塾やオンライン国語塾の価値は、時間単価や授業時間だけでは測り切れません。
実際には、次のような見えにくい要素によって、同じ60分でも効果が大きく違ってきます。
- 記述添削の頻度と一回当たりの密度
- 過去問をどこまで見てもらえるか
- 宿題の管理や学習計画のサポートがあるか
- 担当講師が変わらないかどうか
- 完全1対1か、1対2・1対3か
子どものつまずき方と「安く見える授業」の関係
中学受験の国語で伸び悩むお子さまの多くは、次のようなところでつまずいています。
- 本文に線は引いているが、その意味を言語化できていない。
- 設問の条件を読み落とし、記述の要素が足りない。
- 過去問を解きっぱなしで、解き直しや書き直しができていない。
一見すると読解力不足のように見えますが、実際には読解と記述の処理の流れがあいまいなまま進んでいることが原因であるケースがほとんどです。
ここに対して、講師の一方的な解説が中心の授業や、記述添削が少ない授業では、なかなか処理の仕方が変わりません。
つまり、「安く見える授業」が、必ずしも費用対効果の高い授業とは限らないということです。
具体例:安い方を選んだはずが結果的に高くついたケース
例えば、あるご家庭では次のような流れをたどりました。
- 最初は月謝の安い集団型オンライン国語塾を選択。
- 一年ほど続けた結果、漢字と語彙は伸びたが、読解と記述の偏差値はほとんど変わらなかった。
- 六年生の夏前に、完全1対1のオンライン国語個別指導に切り替えた。
切り替え後は、毎回の授業で記述のビフォーアフターを行い、過去問も含めて週3〜4題の記述添削を受ける進め方に変化。
結果として半年で偏差値が約10ポイント上がり、志望校の合格圏に届くようになりました。
月謝だけを見れば「高い塾に移った」ことになりますが、合格可能性と学習効率まで含めた費用対効果で見ると、
後者の方がむしろ安かった、ということができます。

