国公立大現代文の記述対策・添削個別指導
大学受験の国公立大現代文では、本文の内容をまったく理解できていないわけではないのに、答案として書いた瞬間に得点へ結びつきにくくなることがあります。選択肢なら正解を絞れるのに、理由を自分の言葉で書くとずれる。模範解答を読めば納得できるのに、自分の答案のどこを直すべきか分からない。本文は追えているのに、設問に合う形でまとめきれない。こうしたご相談は、受験学年になるほど増えやすくなります。
この段階で必要なのは、やみくもに記述量を増やすことではありません。問いをどう受け取り、本文のどの根拠を使い、どの要素を残し、どう一文にまとめるかを答案ごとに確認することです。
読解ラボ東京では、国公立大現代文の記述答案を中心に、完全1対1の個別添削指導で、本文理解と答案作成の間にあるズレを整理します。過去問、模試答案、学校教材、予備校教材をもとに、現在の答案がどこで得点化しにくくなっているかを確認します。
この講座で確認できること
この講座では、国公立大現代文の記述答案を対象に、答案を見ながら1対1で添削します。特に、次のような内容を中心に確認します。
- 問いの捉え方:理由説明、内容説明、対比、条件など、設問が求めている答え方を確認する
- 本文根拠の拾い方:どの一文・どの段落を根拠にすべきかを確認する
- 答案のまとめ方:必要な要素を残し、設問に合う一文へ組み立てる
- 国公立二次の現代文記述:本文根拠を使って、設問に合う答案へ仕上げる練習
- 模試答案の見直し:要素不足、問いとのズレ、本文から離れた一般論化の確認
- 過去問答案の添削:志望校の出題形式に合わせた答案の組み立て
- 共通テスト後の二次対策:選択式から記述式へ移る際の書き方の調整
- 学校・予備校教材の活用:普段使っている問題集や授業プリントをもとにした復習
「本文は読めたつもりなのに点にならない」「模範解答との差を自分で直せない」という状態から、答案上で直すべき箇所を具体的に見ていきます。
初回相談前に用意するとよいもの
すべて揃っていなくてもご相談いただけます。現状が分かる資料があるほど、体験授業や初回指導で「どこを直せば得点に近づくか」を具体的に判断しやすくなります。
- 直近の模試答案、採点済み答案、自己採点メモ
- 国公立二次・記述式私大の過去問答案
- 学校や予備校で扱った現代文教材
- 模範解答を見ても納得しきれなかった問題
- 本文は読めたが、答案にまとめられなかった問題
- 志望校、受験予定校、現代文に使える週あたりの学習時間
答案がまだ手元にない場合でも、志望校、使用教材、困っている設問形式をお知らせいただければ、現状整理から始められます。
国公立大現代文で相談が増えやすいケース
本文は読んでいても、設問に合わせてまとめる段階でずれやすい
国公立大学の現代文では、本文を理解したうえで、設問が求める形に合わせて書く力が問われます。私立大学の選択問題や共通テストと重なる読解の土台はありますが、記述ではそこから先が必要です。どの根拠を使うか、何を残して何を削るか、どの順でまとめるかまでそろわないと、読めていても得点に結びつきにくくなります。
「本文は読んだ」「内容も何となく分かった」という状態から、答案として仕上げる工程こそが、最も差がつく局面です。
独学では「何を変えれば得点が伸びるか」が見えにくい
記述が伸び悩むときは、書く量そのものよりも、どこが点につながりにくい理由になっているのかを自分で特定しにくいことが主な要因になりやすいです。模範解答を見れば納得できても、自分の答案に戻ると同じずれが繰り返されることは珍しくありません。
そのため、記述対策では問い・根拠・要素・つながりのどの段階に得点停滞の原因があるのかを、答案ごとに見分けていく必要があります。
現代文の添削で直しやすいポイント
記述が伸びにくい原因は、「語彙がない」こと以上に、答案の作り方が毎回ずれてしまうことにあります。添削では、次のような点を重点的に確認します。
- 問いに答えていない:説明すべき対象、理由、対比、背景などがずれている
- 本文根拠が残っていない:本文の言い方を押さえず、一般論でまとめてしまう
- 必要な要素が抜けている:AとBの関係、条件、範囲など、得点に必要な要素が欠けている
- つながりが弱い:因果・対比・言い換えが読み手に伝わりにくい
- 書きすぎて焦点がぼやける:設問に必要な要素以外まで入れて、答案の中心が見えにくくなる
「どこを直すと得点が伸びやすいか」を答案上で確認し、次の答案でも同じ観点で書けるようにしていきます。
答案の差が出る例
設問例:筆者が述べる「学び」の特徴を、本文に基づいて説明しなさい。
伸びにくい答案の例
- 「学びは大切で、努力することが重要だ。」
本文の言い方が残らず、内容が広がりすぎています。設問が求めている「特徴」の説明にもなりにくい答案です。
伸びやすい答案の例
- 「筆者は、学びを知識の暗記ではなく、経験を通して理解を更新していく営みとして捉えている。」
添削で見る観点
- 本文のどの一文、または二文を根拠にするか
- 設問が求める中身、定義、理由、比較、条件を満たしているか
- 本文の語を残しつつ、言い換えが広がりすぎていないか
読解ラボ東京の現代文記述・添削指導で行うこと
読む・拾う・まとめるのどの段階で難航しているのかを切り分ける
最初から一律に同じことをするのではなく、まずは生徒さんの答案を見ながら、本文が追えていないのか、根拠の拾い方が浅いのか、記述の組み立てで一貫性を欠いているのかを丁寧に診断していきます。
同じ「記述が苦手」でも、実際には次のような違いがあります。
- 問いに対して答える軸がずれている
- 本文にある重要語を落としてしまう
- 必要な要素は拾えていても、一文にまとめた際、主従関係や因果関係が不安定になっている
- 模範解答に寄せようとして、本文から離れた一般論になっている
この違いを見分けないまま練習量だけを増やしても、得点は伸びにくくなります。
1対1だから、その答案の中で「なぜ点になりにくいか」を詰めていける
完全1対1の授業では、答案を見ながらどの段階で思考が停滞したのか、なぜその書き方だと評価されにくいのかを細かく確認できます。
- 設問は理由を聞いているのに、説明だけで終わっている
- 本文根拠はあるのに、言い換えすぎて本文から離れている
- AとBの対比を書くべきなのに、Aだけで答案が終わっている
- 必要な条件を満たす前に、自分の解釈でまとめてしまっている
添削でも、赤で直して終わりではなく、次の答案でも同じ観点で見直せるようにすることを重視しています。
実際の指導が分かる|現代文記述のサンプル講義
受講頻度・授業時間・料金の目安
記述答案は、添削を受けて終わりではなく、次の答案で同じ観点を使えるようにすることが大切です。受講頻度は、志望校、残り期間、答案の状態によって調整します。
週1回
現代文の記述を継続的に見直し、模試答案や過去問答案を1つずつ改善したい場合の基本形です。
試験前・過去問期の追加
共通テスト後、二次試験前、志望校過去問に入る時期など、短期間で答案を集中的に見たい場合に調整します。
短期集中
出願校の記述傾向を確認したい、答案の作り方を短期間で確認したい場合に、複数回をまとめて扱います。
指導料
1コマ 80分:7,920円(税込)
月4回の場合:31,680円(税込)
※最新の料金・空き状況は、お問い合わせ時にご確認ください。
受講までの流れ
1. 事前相談
志望校、現在の教材、模試や過去問答案、困っている設問形式を確認します。答案がある場合は、どこで得点化しにくいかを見やすくなります。
2. 体験授業
実際の答案や問題をもとに、読めていないのか、根拠が拾えていないのか、答案構成でずれているのかを確認します。
3. 受講方針の整理
受講頻度、扱う教材、過去問に入るタイミング、復習方法を整理します。
4. 指導開始
決定した曜日・時間で、答案添削と解き直しを継続します。オンラインでも、答案画像やPDFを使って確認できます。
オンラインでの答案提出について
オンライン受講の場合も、答案を見ながら指導できます。答案はスマートフォンで撮影した画像、またはPDF形式で共有いただけます。
- 手書き答案を撮影して提出
- 学校・予備校のプリントをPDFまたは写真で共有
- 過去問答案を授業前に送付
- 授業中に画面共有しながら本文根拠と答案を確認
提出方法は受講開始時に案内します。オンラインでも、本文の根拠位置、答案の不足要素、書き直しの方針を一緒に確認できます。
添削では何が返ってくるのか
現代文の記述添削では、単に正解例に近づけるだけでなく、次の答案で同じつまずきを繰り返さないために、答案のどこを見直すべきかを確認します。
- 設問に対して答える軸が合っているか
- 本文根拠が答案に残っているか
- 得点に必要な要素が抜けていないか
- 因果関係、対比関係、言い換えが自然につながっているか
- 書き直す場合、どの順番で要素を並べるとよいか
模範解答を見て終わるのではなく、自分の答案の中で「どの判断を変えればよいか」を確認することを重視します。
自宅でできるミニ練習
練習1:根拠を一文で指定する
- 答案を書いたら、根拠になっている本文の一文に線を引き、その一文だけで解答の骨子がそろっているかを確認する
練習2:要素を3つに分けてから1文にまとめる
- 「対象(何が)/理由(なぜ)/結果(どうなる)」のように要素を分け、最後に1文へまとめる
練習3:本文の語を2語残す
- 本文のキーワードを2語だけ答案に残し、言い換えが一般論へ広がりすぎるのを防ぐ
ポイント:自分で「どこを直すか」が見える状態にしておくほど、添削の効果は高まりやすくなります。
ただし、記述答案は自分では直したつもりでも、問いとのズレや本文根拠の抜けに気づきにくいことがあります。自宅での練習で直し方が見えにくい場合は、実際の答案をもとに確認することをおすすめします。
個別指導を検討中の方へ
個別指導の利用を考えているものの、まだ家庭で見られる段階か、いま専門的な第三者の視点が必要な段階か判断しづらい場合は、先にこちらの判断材料ページをご覧ください。
受講を考える前に、まず全体像を見たい方へ
国語の講座全体の中で比較したい方、現代文以外も含めて整理したい方は、こちらの一覧ページも参考になります。
よくある質問(現代文の添削・提出について)
答案はどのように提出しますか?
答案はスマートフォンで撮影した画像、またはPDF形式での提出を受け付けています。提出方法は、受講開始時に分かりやすい形で案内します。
どのくらいの頻度で添削してもらうとよいですか?
目安は週1回からです。記述を集中的に強化したい時期は、志望校・残り期間・答案の課題に応じて回数を増やす形も可能です。
国公立大学以外でも相談できますか?
現代文の記述が必要な大学・学部であれば、状況により対応できる場合があります。志望校と出題形式を添えてご相談ください。
体験授業では何をしますか?
現状の答案や困りごとをもとに、どこで点が伸び悩んでいるのかを確認します。本文理解、根拠の拾い方、答案構成、要素不足などを切り分け、今後どのように直していくと伸びやすいかを整理します。
過去問を使ってもらえますか?
はい。志望校の過去問答案を使って、本文根拠の拾い方、設問条件の満たし方、答案のまとめ方を確認できます。未着手の場合は、使用教材や模試答案から始めることもできます。
オンラインでも記述添削はできますか?
可能です。答案画像やPDFを共有し、本文と答案を見比べながら、どこで要素が抜けたのか、どの表現を直すとよいのかを確認します。
料金はいくらですか?
目安は1コマ80分・7,920円(税込)です。月4回の場合は31,680円(税込)です。最新の料金や空き状況はお問い合わせ時にご確認ください。
お問い合わせ前にお知らせいただきたいこと
下記を分かる範囲でお知らせいただくと、現状に合う受講方法をご案内しやすくなります。
- 学年、志望校、受験予定校
- 現代文記述で困っていること
- 使用教材、学校・予備校の教材、過去問の有無
- 直近の模試答案や過去問答案の有無
- 共通テスト対策と二次記述対策のどちらを優先したいか
- 希望する受講頻度、曜日、時間帯
現代文の答案は、自分では「読めているのに点にならない理由」が見えにくい科目です。まずは答案や状況をもとに、どこから直すべきかを整理するところからご相談ください。
答案が十分に仕上がっていない段階でも、現在の書き方をもとに確認できます。
お問い合わせ
講座案内:読解/漢字演習道場【中学受験】
大半の学習塾で忘れられがちな「与えられた知識を使いこなすための練習」をサポートするための講座です。
確立された読解ラボオリジナルの読解法を駆使しながら、それを使いこなすための演習量を重ねて頂きます。
■漢字演習道場
「漢字なんて覚えてしまえば終わり!」と思われることが多い一方、案外学習が進まない経験をお持ちの方も多いかと思います。
「漢字学習の思考回路」「漢字学習のスピード感」を養いながら、知識の獲得と学習姿勢の構築を目指します。
