中学入試国語 読解力いらずの解き方講座
中学入試国語 読解力いらずの解き方講座
中学受験国語の参考書を探している保護者の方に向けて、読解ラボ東京代表・長島康二による書籍『中学入試国語 読解力いらずの解き方講座』を紹介します。
国語は「読書量」や「センス」だけで決まる科目ではありません。選択肢問題、記述問題、接続詞の読み取り、過去問演習など、入試国語には答えを出すための考え方があります。
本書は、厳選した良問を入試国語の解法に基づいて分析し、受験生が家庭学習でも使いやすいように解説した参考書です。国語の点数が安定しないお子さまや、家庭で何を見直せばよいか分からない保護者の方に役立つ内容です。
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中学受験国語の参考書選びで大切なこと
中学受験国語の参考書を選ぶときは、「たくさん問題が載っているか」だけでなく、「なぜその答えになるのか」を家庭で確認しやすいかが大切です。
特に国語が苦手なお子さまの場合、問題を解いたあとに点数だけを見ても、次に何を直せばよいのか分かりにくいことがあります。選択肢のどこが本文とずれていたのか、記述でどの要素が抜けていたのか、接続詞の前後関係を読み飛ばしていないかを確認できる参考書であれば、復習につなげやすくなります。
本書は、文章を感覚だけで読むのではなく、本文の根拠をもとに答えを作る考え方を重視しています。そのため、「本は読んでいるのにテストでは点数が安定しない」「塾の解説を聞くと分かるが、自分で解くと判断しにくい」という受験生にも使いやすい構成です。
本書の基本情報

- 書名:中学入試国語 読解力いらずの解き方講座
- 初版:2017年6月20日 初版第1刷発行
- 著者:長島康二
- 編集人:清水智則
- 発行所:エール出版
本書の主な内容・目次

本書では、「なんとなく読む」状態から離れ、本文の根拠をもとに答えを作る考え方を扱います。選択肢問題、記述問題、接続詞の見方、過去問演習まで、入試国語でつまずきやすい場面を整理しながら学べる内容です。
- 第1章: なぜ「なんとなく」で解いてしまうのか?(国語の正体)
- 第2章: 選択肢問題で正解を残す消去法の考え方
- 第3章: 記述問題の文字数を調整するパーツ組み合わせの考え方
- 第4章: 文脈を読み飛ばさないための接続詞の見方
- 第5章: 志望校合格に向けた過去問演習の学び方
本書で学べること
本書で学べる中心は、国語の問題を感覚だけで解かず、本文に書かれた根拠をもとに答えを作る考え方です。
中学入試国語では、文章を読めているつもりでも、設問の条件や選択肢の細かな違いを見落とし、点につながらないことがあります。本書では、そのような解き方を見直すために、次のような視点を確認していきます。
- 選択肢問題で、本文と合う部分・合わない部分を見分けること
- 記述問題で、答えに必要な要素を本文から拾うこと
- 接続詞に注目して、文と文の関係を確認すること
- 過去問演習を、点数だけでなく解き方の見直しにつなげること
「読む量を増やす」だけではなく、「どこを根拠にして答えるのか」を確認したいご家庭にとって、学習の方向性を整理しやすい参考書です。
『読解力いらずの解き方講座』が向いている子

本書は、国語の文章を読むこと自体が嫌いというお子さまだけでなく、「読んでいるつもりなのに答えが合わない」お子さまにも向いています。特に、本文のどこを根拠にすればよいかを確認する習慣をつけたい場合に使いやすい参考書です。
- 本は読んでいるのに、国語のテストの点数が安定しない
- 選択肢を2つまで絞ったあと、最後に違う方を選びやすい
- 記述問題になると、何を書けばよいか分からず空欄になりやすい
- 塾で「もっと本を読みなさい」と言われても、具体的な対策が分からない
- 家庭学習で使える中学受験国語の参考書を探している
- 過去問演習を始める前に、国語の解き方を整理しておきたい
購入前に確認しておきたい本書の位置づけ
| 確認したいこと | 本書の位置づけ |
|---|---|
| 対象となる学習内容 | 選択肢問題、記述問題、接続詞の読み取り、過去問演習の考え方を扱います。 |
| 向いている受験生 | 本文の根拠を探すのが苦手な子、本文との違いに気づきにくい子、記述で書き出しにくい子に向いています。 |
| 使いやすい時期 | 4年生・5年生の基礎固めにも、6年生の過去問演習前後の見直しにも使えます。 |
| 家庭での使い方 | 解いたあとに、根拠、選択肢の違い、記述に必要な要素を確認する復習に活用できます。 |
| 本書で確認しやすいこと | 国語の問題を感覚だけで解かず、本文を根拠に考えるための基本的な見方を整理できます。 |
| 併用したい学習 | 漢字・語句・文法の学習、塾教材、志望校の過去問演習は必要に応じて併用すると学習しやすくなります。 |
この本で伸ばしやすい問題タイプ
本書で扱う内容は、単に文章を読む量を増やすためのものではありません。中学入試国語でよく出る問題に対して、どのように根拠を探し、どのように答えを作るかを確認するための内容です。
選択肢問題
最後の二択で選びにくいお子さまにおすすめです。
選択肢問題では、「だいたい合っている」だけで選ぶと、最後の二択で答えを決めにくくなります。たとえば、選択肢の一部が本文と合っていても、理由や心情の説明が本文とずれていれば正解にはなりません。
復習では、正解の選択肢だけを見るのではなく、不正解の選択肢のどの言葉が本文と違っているのかを確認します。この作業をくり返すことで、選択肢を感覚で選ぶのではなく、本文との対応で判断しやすくなります。
記述問題
答えに入れる材料を本文から探しにくいお子さまにおすすめです。
記述問題では、思いついたことを自由に書くのではなく、答えに必要な要素を本文から拾うことが大切です。理由を問われた場合は、本文中の原因と結果の関係を確認します。心情を問われた場合は、出来事と登場人物の反応をセットで見ると、答えに必要な材料を探しやすくなります。
字数に合わせるときも、ただ短くするのではなく、「残すべき要素」と「削ってよい表現」を分けて考えることが重要です。
接続詞の読み取り
文章の流れを追うことが苦手なお子さまにおすすめです。
接続詞は、文章の流れをつかむ手がかりになります。「しかし」が出てきたら前後で内容が対立している可能性があり、「だから」が出てきたら理由と結論の関係を確認できます。「つまり」は、前に書かれた内容を言い換えたり整理したりする場面で使われます。
家庭学習では、接続詞に線を引くだけで終わらせず、「前と後で何が変わったのか」を言葉にして確認すると、文脈を読み飛ばしにくくなります。
過去問演習
過去問を解いた後の復習が、点数確認だけになりやすいお子さまにおすすめです。
過去問演習では、点数だけを見るのではなく、間違え方を確認することが大切です。選択肢問題でどこを見て選んだのか、記述問題でどの要素が抜けたのか、時間配分に無理がなかったかを振り返ることで、志望校対策につなげやすくなります。
本書の考え方を使うと、過去問を解いたあとに「なぜ正解になるのか」「なぜ自分の答えでは足りなかったのか」を本文に戻って確認しやすくなります。
家庭学習での使い方
本書は、塾の授業や家庭学習と併用できます。家庭で使う場合は、すべてを一度に進めようとするよりも、塾や模試でつまずいた問題タイプに合わせて読み返すと使いやすくなります。
- 選択肢問題を間違えたときは、本文と違う部分を一緒に確認する
- 記述問題で空欄になったときは、答えに使えそうな本文箇所を探す
- 接続詞が出てきたら、前後の関係をお子さまの言葉で説明してもらう
- 過去問演習のあとに、点数だけでなく間違え方を振り返る
保護者の方がサポートする場合は、正解か不正解かだけを見ずに、「本文のどこに書いてあった?」「その選択肢のどこが違うと思う?」「記述に入れるべき言葉はどれかな?」と確認すると、復習の質を高めやすくなります。
塾教材や過去問との使い分け
塾教材は、授業の進度に合わせて演習量を確保するために重要です。一方で、授業中に理解したつもりでも、家庭で解き直すと同じように判断しにくいことがあります。そのようなときに、本書を使って解き方の視点を確認すると、復習の目的がはっきりしやすくなります。
過去問演習は、志望校の出題傾向に慣れるために欠かせません。本書は、過去問そのものの代わりではなく、過去問を解いた後に間違え方を見直すための考え方を整理する参考書として活用できます。
また、漢字・語句・文法などの知識学習は、別途継続して取り組む必要があります。本書は、主に読解問題の解き方や復習の視点を確認するものとして考えると使いやすくなります。
著者からの紹介
本書は、厳選した良問を入試国語の解法に基づいて分析し、わかりやすく解説しています。
また、受験生がその解法を自ら使いこなせるよう配慮しながら執筆しました。
「なんとなく」を排した方法論に基づく読解で、得点力を養うことができる参考書です。
受験生の皆さんに、ぜひ手に取っていただきたいと思っています。
また、保護者の皆様にも自信をもっておすすめできます。
受験国語とはどのようなものかをつかむ一助になるはずです。
ご一読いただけますと幸いです。
よくある質問
本当に「読解力」がなくても解けるようになりますか?
本書で言う「読解力」とは、多くの人がイメージする「文章の深みを理解するセンス」のことです。入試国語では、本文の根拠をもとに答えを作る考え方が重要になります。感覚だけに頼らず、本文に戻って判断する学習に役立ちます。
国語が苦手な子でも使えますか?
使えます。特に、問題を解いたあとに「なぜ間違えたのか」が分からないお子さまには、本文の根拠を確認する学習として使いやすい内容です。ただし、漢字や語句などの知識面に不安がある場合は、知識学習もあわせて進めるとよいです。
何年生から取り組むのがよいですか?
4年生・5年生から取り組むと、6年生での演習に活かしやすくなります。もちろん、直前期に解き方を確認したい6年生にも使いやすい内容です。
6年生の受験直前期でも役立ちますか?
役立ちます。直前期は新しい問題をたくさん解くことに意識が向きがちですが、間違えた問題の根拠確認も重要です。選択肢の間違え方、記述で抜けた要素、時間配分などを見直すときに、本書の考え方を確認できます。
他の塾のテキストと併用しても大丈夫ですか?
併用できます。塾の授業で扱った問題を、本書の考え方で見直すことで、本文根拠の確認や記述の復習に使いやすくなります。
塾の宿題が多い場合、どのように使えばよいですか?
毎日長時間取り組むのではなく、塾の問題で間違えた設問を復習するときに、本書の考え方を参照する使い方がおすすめです。特に、選択肢問題で判断しにくかった理由や、記述で抜けた要素を確認するときに活用しやすくなります。
読書量が少ない子にも向いていますか?
読書量が少ないお子さまにも使えます。もちろん読む経験を増やすことは大切ですが、入試国語では、本文に書かれた根拠をもとに答える練習も必要です。本書は、その考え方を整理するために活用できます。
保護者が国語を教えるのが苦手でも使えますか?
使えます。保護者の方が国語の解説をすべて教える必要はありません。まずは、「本文のどこを見たのか」「なぜその選択肢を選んだのか」「記述に入れる材料はどこにあるのか」を一緒に確認するだけでも、復習の方向性が見えやすくなります。
この本だけで中学受験国語の対策は足りますか?
本書は、入試国語の解き方や復習の視点を学ぶための参考書です。漢字・語句・文法、塾教材、志望校の過去問演習などは、必要に応じて併用することをおすすめします。
読解ラボ東京の関連ページも確認できます
読解ラボ東京では、本書以外にも中学受験国語や読解指導に関する出版物を紹介しています。国語の参考書を比較したい方、家庭学習に使える教材を探している方は、出版物一覧ページもあわせてご確認ください。
参考書で考え方を確認したうえで、個別のつまずきや志望校対策についてさらに知りたい方は、サイト内の講座・サービス案内もあわせてご確認ください。
購入先
※ネットからも購入可能です。


