女子学院中学校・2020(令和2)年度【解説動画】
女子学院中学校2020年国語の傾向と復習ポイント
女子学院中学校2020年度国語の過去問を解いた後は、点数だけでなく、「本文根拠」「設問条件」「語彙」の3つに分けて答案を見直すことが大切です。
2020年度は、大問一が随筆、大問二が論説文、大問三が漢字という構成です。試験時間は40分と短いため、「文章の内容は分かった」というだけではなく、限られた時間の中で設問に必要な根拠を見つけ、条件に合う答えを作れたかまで確認する必要があります。
このページでは、2020年度の出題構成と復習ポイントを整理したうえで、解説動画を見る前後に自分の答案のどこを確認すればよいかを解説します。解説動画はページ中ほどに掲載しています。動画ですぐに解説を確認したい場合も、その前に自分が迷った問題や記述の根拠を確認しておくと、復習に活かしやすくなります。

2020年度の答案でまず確認したい3点
- 本文根拠:記述や選択肢を、本文のどこを根拠に判断したか
- 設問条件:「何を説明するのか」「どの範囲を見るのか」を読み落としていないか
- 語彙:言葉を辞書的な意味だけでなく、本文の文脈に合わせて捉えられたか
2020年度の出題構成と40分で確認したいポイント

大問一が随筆、大問二が論説文、大問三が漢字という構成です。試験時間が40分と比較的短く、文章量が多いのが特徴です。そのため、感覚だけで解くのではなく、本文の根拠に基づいて答えを導く力が必要になります。
また、女子学院中学校の国語の問題文には注釈がなく、漢字を含めた総合的な知識問題が出題されます。語彙力を高めることに加えて、文法をしっかり理解しておくことも重要です。
2020年度の答案を見直すときは、単に「時間が足りなかった」で終わらせず、どこで時間を使ったのかを分けて確認しましょう。本文を読むことに時間がかかったのか、設問の条件を読み取るところで迷ったのか、記述に入れる要素を選ぶところで時間を使ったのかによって、次に取り組むべき課題が変わります。
| 大問 | 内容 | 復習で確認したいこと |
|---|---|---|
| 大問一 | 随筆 | 傍線部の前後だけで判断せず、同じ内容や理由を述べている本文中の表現まで確認できたか。 |
| 大問二 | 論説文 | 筆者の主張や対比を捉え、設問で指定された言葉の条件まで読み取れたか。 |
| 大問三 | 漢字 | 知識問題として確実に得点できたか。間違えた漢字をそのままにしていないか。 |
点数だけでは分からない3つの復習ポイント
女子学院中学校の国語では、本文全体の内容をなんとなくつかむだけでは足りません。短い時間の中で、設問ごとに必要な根拠を本文から選び、言葉の条件に合わせて答えを作ることが求められます。
2020年度の問題でも、随筆では傍線部と同じ内容や理由を本文から探せているか、論説文では筆者の主張や対比、言葉の条件を確認できているか、漢字では知識問題を確実に得点できているかというように、大問ごとに復習する観点を分けることができます。
過去問を採点した後は、正解・不正解だけでなく、次の観点から答案を見直してみてください。
- 本文のどの部分を根拠にして答えたか
- 傍線部の前後だけで判断していないか
- 設問文の条件を最後まで読み切れているか
- 語彙の意味を文脈に合わせて捉えられているか
- 記述で必要な要素を落とさず入れられているか
特に、正解した問題でも根拠を説明できない場合は注意が必要です。たまたま答えが合った問題と、本文根拠を確認して答えられた問題を分けておくと、次の過去問演習で同じ種類の問題が出たときの再現性を確認できます。
過去問をどの順番・回数で進めるべきかなど、演習全体の進め方から見直したい場合は、中学受験国語の過去問演習の進め方で整理しています。
女子学院中学校2020年国語の過去問解説動画
動画を見る前に自分の答案で確認したいこと
解説動画を見る前に、まず自分の答案を手元に置き、次の点を確認してみてください。
- どの設問に時間がかかったか
- 記述では本文のどこを根拠にしたか
- 設問文の条件を読み落とした問題はなかったか
- 意味や使われ方に迷った言葉はなかったか
先に自分が迷った箇所を確認しておくと、動画を「正解を知るため」だけではなく、自分の判断のどこを修正すべきか確認するために使いやすくなります。
動画を見るときも、答えだけを確認するのではなく、「自分はどの本文表現を見落としていたのか」「どの設問条件を十分に読めていなかったのか」という視点で、自分の答案と解説を比べてみてください。
2020年度の問題を解説動画で確認する
令和2年度、女子学院中学校の入試より厳選した問題とその解説をお届けします。問題文・設問については、各種WEBサイト等よりご入手頂ければ幸いです。
★全問解説Ver.はコチラにて随時UPしております。
動画を見た後は、正解・不正解だけで終わらせず、間違えた問題を「本文根拠の不足」「設問条件の読み落とし」「語彙の理解不足」に分けて、もう一度自分の答案を見直しましょう。
解説を聞けば理解できても、自分で本文に戻ったときに根拠を見つけられなければ、次の過去問で同じ間違いをする可能性があります。動画視聴後にもう一度問題と答案を確認し、自分で根拠を説明できる状態になっているかまで確認することが大切です。
A・B・Cの問題はどの順番で復習するか
解説では各問題を、次のように分類しています。すべての問題を同じ重さで復習するのではなく、どの問題を優先して見直すかを考える際の参考にしてください。
- A:容易に正解できるので、合格するには落としてはいけない問題
- B:少し難しめの問題だが、意欲的に取り組んでほしい問題
- C:非常に難しいので、合格不合格のラインには影響しない問題
復習では、まずAの問題で確実に本文根拠を拾えていたかを確認します。そのうえで、Bの問題について、どこまで本文に戻り、必要な情報を選べていたかを見直すと効率的です。
その際は、A・B・Cという難度だけでなく、どの大問で取りこぼしたかもあわせて確認しましょう。随筆で本文根拠を拾えていなかったのか、論説文で主張や対比、言葉の条件を捉え切れなかったのか、漢字で確実に取りたい問題を落としたのかを分けて見ると、2020年度の過去問から次の学習課題を整理しやすくなります。
家庭で復習する場合も、間違えた問題の数だけを見るのではなく、「なぜその答えを選んだのか」「記述に必要な要素をどこで落としたのか」を確認することが大切です。
記述答案について、どこまでを正解としてよいか、どの要素に部分点を与えるか判断しにくい場合は、国語記述の自己採点方法もあわせて確認してください。
女子学院中学校2020年国語を解いた後の勉強法
記述で点が取れなかったときに本文のどこを見るか
傍線部分の説明を問われたら、まず傍線部と同じ内容を本文中から探します。自分の感想や一般論で答えるのではなく、本文の中で同じ意味を持つ表現、理由を説明している部分、対比されている部分を確認することが大切です。
記述で点が伸びにくい場合、「文章そのものを読めていない」とは限りません。内容は理解できていても、答案に入れるべき要素を選び切れていないことがあります。
答案を見直すときは、次の順番で確認してみてください。
- 傍線部が何を指しているかを確認する
- 理由を問われているのか、内容説明を問われているのかを確認する
- 傍線部の前後だけでなく、同じ内容が述べられている箇所を探す
- 見つけた根拠のうち、設問に必要な要素を選ぶ
- 本文にない言葉で大きく言い換えすぎていないか確認する
記述のどこでつまずいているかに合わせて確認してください
- 本文の言葉を使って答案を作る方法が分からない場合:国語記述の書き方
- 家庭で答案に丸や部分点を付けにくい場合:国語記述の自己採点方法
「〜もする」など言葉の条件を読み落とさない
2020年度の復習で確認しておきたい具体例の一つが、「〜もする」という表現です。「〜もする」は、「そういうときもある」という意味で使われます。どんな時も、すべてのことに当てはまるという意味ではないので、そこに着目しましょう。
このような小さな言葉の違いを読み落とすと、本文全体の意味を大きく取り違えることがあります。女子学院中学校の国語では、語彙の知識だけでなく、文中でその言葉がどう使われているかを確認する力が必要です。
設問で問われる言葉は、辞書的な意味を知っているだけでは十分ではありません。その文章の中でどのような役割を持っているかまで確認しましょう。
特に、限定、強調、逆接、対比を示す言葉を読み落とすと、記述でも選択肢でも判断がずれやすくなります。
語彙問題の間違いを読解力につなげて復習する
語彙力は、知っている言葉の数だけではなく、本文の中で意味を正しく選ぶ力として表れます。知らない言葉が出てきたときに、前後の文脈から意味を推測できるかどうかも重要です。
過去問復習では、知らなかった言葉を単語帳のように抜き出すだけで終わらせず、次の点を確認しておくと読解にも活かしやすくなります。
- その言葉が本文中でどのような意味で使われているか
- 似た意味の言葉に置き換えられるか
- 反対の意味を持つ言葉と比べられるか
- 記述答案で使える言葉として理解できているか
語彙の意味は分かっているのに設問になると根拠を選べない場合は、言葉の知識だけでなく、本文中での使われ方を確認する練習が必要です。
同じ種類の間違いが続く場合は、単に「国語が苦手」と考えるのではなく、本文根拠・設問条件・語彙のどこで確認が不足しているのかを分けてみましょう。
本文根拠をうまく拾えない理由から整理したい場合は、国語が苦手な理由を確認してください。普段の教材の復習方法から見直したい場合は、予習シリーズ国語の使い方で復習の流れを整理しています。
女子学院中学校2020年国語の復習でよくある質問
女子学院中学校の国語は、まず何から復習すればよいですか。
まずは得点だけで判断せず、「本文根拠」「設問条件」「語彙」の3つに分けて見直しましょう。どの問題で本文に戻れなかったのか、どの条件を読み落としたのかを確認すると、次の過去問演習で意識することが明確になります。
記述問題で点が伸びない場合は、どこを見直せばよいですか。
傍線部の前後だけで判断していないか、本文中で同じ内容を述べている箇所を根拠にできているかを確認します。また、理由説明を問われているのか、内容説明を問われているのかを分け、設問に必要な要素を答案に入れられているかも確認しましょう。
解説動画を見るだけで復習になりますか。
解説動画は復習の助けになりますが、見るだけで終わらせないことが大切です。視聴前に自分が迷った問題を確認し、視聴後には、本文根拠が足りなかった箇所、設問条件を読み落とした箇所、語彙の理解が曖昧だった箇所をもう一度自分の答案で確認しましょう。
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過去問全体の進め方に迷っている
何年分取り組むか、どのように復習するかなど、過去問演習全体から整理したい場合は、中学受験国語の過去問演習の進め方を確認してください。
記述答案の見直し方が分からない
家庭で記述答案をどのように見ればよいか迷う場合は、国語記述の自己採点方法を確認してください。
本文の言葉を使って記述するのが苦手
根拠は見つけられても答案にまとめられない場合は、国語記述の書き方で基本を確認してください。
本文根拠を拾えない状態が続いている
同じ種類の間違いが続く場合は、国語が苦手な理由で、つまずき方を整理してみてください。
家庭で復習しても、間違いの原因を判断しにくい場合
「記述に何が足りないのか分からない」「本文のどこを根拠にすればよいか判断できない」「語彙の問題なのか設問条件の読み落としなのか分けられない」といった状態が続く場合は、答案を個別に確認しながら復習方法を整理することも一つの方法です。


