国語の過去問を繰り返し解くことに意味はあるのか?

国語の過去問を繰り返し解くことに意味はあるのか?

国語の過去問を繰り返し解くことに意味はあるのでしょうか。国語以外の教科では、繰り返し過去問を解いていくことで知識や記憶を定着させます。反復練習によって頻出問題をしっかりとおさえることができるという点において、過去問を繰り返し解くことに意味があると言えます。

しかし、国語の場合は、一度解いたことのある問題は文章の流れや設問の答えを記憶してしまっています。そのため、問題を解くというよりは思い出すということをしてしまうことになります。

では、国語の過去問演習はどのように行えばよいのでしょうか。

中学受験における国語の過去問演習は、志望校の文章量や設問の傾向をつかむという点で行う必要があると言えます。
たとえば、志望校の文章量が多く、文章を読むスピードが遅かったために最後の問題まで解くことができなかった、という場合は、文章を読むスピードを上げることが最優先となります。そのため、読めていれば解ける問題であったならば、まずは志望校の文章量に慣れて自分の理解できるレベルではやく読めるようになる必要があります。無理にスピードだけ上げようとして流し読みしてしまったゆえに、設問を解くときにもう一度傍線部のあたりを読み直す、ということは効率的であるとは言えないので、自分の理解できる最適なスピードを見つけることが大切です

また、選択問題が苦手な場合は、選択肢から正しい答えを選べるように訓練する必要があります。特に難関校はパッと答えが出せる問題は少ないので、最適解を見つけるために日々問題演習を行うことが大切です。志望校の出題パターンを把握するためにも、過去問はきちんと解きましょう。また、記述問題が苦手な場合も、文章中からヒントとなる適切な文章を探したり、答えとなる根拠を書き出したり説明できるようになる必要があります。志望校によって、記述問題も出題パターンや傾向がそれぞれあるので過去問を演習することで問題に慣れていきましょう。

まとめ

自分の克服すべき分野を見つけ、志望校ごとに必要な対策をするために国語は過去問演習を行いましょう。繰り返し同じ過去問を解いても、読解力や思考力を身につけるということには繋がらないため、中学受験の国語においては過去問を繰り返し解くことに意味はありません。効率的に受験勉強を進めるためには、過去問演習をしたうえで弱点を補強し、全体の正答率を上げていく必要があります。しっかりと対策をして受験本番に備えましょう。

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