長文読解でよく起こる「時間が足りない」問題への対処法

長文読解でよく起こる「時間が足りない」問題への対処法

中学受験の国語の問題を解いていると、「時間が足りない」ために問題を解き終えることができないということが起こります。そのような状況に陥ってしまった場合はどのように対処していけばよいのでしょうか。

時間を計りながら解く

中学受験本番と同じように、普段から時間を計って問題を解くことを習慣づけましょう。普段から時間を意識しておくことで、自分が文章を読むスピードや設問にかかる時間を把握することができるようになります。時間を気にせずに時間をたっぷりかけて解いた場合と、時間を設定して解いた場合を比較したときに、同じ点数になることはほとんどないと言って良いでしょう。いざ時間を意識して解こうとすると、焦ってしまい100%問題だけに向き合うことができず、ケアレスミスをしてしまったり、自分が文章を読むスピードを把握できていないために、最後の問題までたどり着くということができなくなってしまったりしてしまいます。普段の学習から時間を計って、自分の理解できるスピードを身体で体感することで適切な時間配分ができるようになります。

読むスピードを意識する

そもそも文章を読むスピードが遅いと設問にかかけられる時間が少なくなってしまいます。この時、ただスピードをあげてはやく読めばいいのではなく、自分が文章を理解できる範囲でスピードを上げていくということが重要です。また、家庭学習の際は、黙読ではなく、音読するようにしましょう。五感をなるべく多く使うことで脳が整理され文章が理解しやすくなります。このとき注意したいのが、主人公の気持ちになりきって読まないということです。あくまでも主観的に文章を読めるように、なるべく早く音読しましょう。音読に慣れてスピードが上がると、黙読で読んだときでも文字を読んで理解するスピードがはやくなります。いろいろなジャンルの文章で、日々コツコツ訓練するようにしましょう。

設問を先に読む(人によっては効果がない場合もあるので注意)

設問を先に読むことで、本文を読むときに何を意識して読めばよいのかが先に分かります。そのため、本文を読みながら解答を考えることができるため、設問を理解するための時間を短縮することができます。たとえば、段落分けや抜き出し問題が出題されたときは、設問を先に読んでいれば、該当する場所を探して後から文章を読み直すという必要がないため、効率的であると言えます。しかし、設問を先に読んだのはいいものの、文章を読んでいるうちに設問を忘れてしまっては、また読み直さなければならないために意味がありません。また、設問を先に読んでしまったがために答えを探すことに集中しすぎてしまい、全体としての文章をとらえきることができずにトータルとしての内容を理解できないといったことが起こってしまうことも起こり得ます。

設問を先に読む場合は、設問を把握し、文章を理解しながら答えを同時に探すということを同時進行しなければなりません。これができる場合は時間短縮ができるので有効であると言えます。しかし難しいと感じる場合は逆にムダな時間が増えてしまうことになるため、自分に合った解き方を見つけることが大切です。

まとめ

長文読解に出題される問題は、短時間で理解できる問題は出題されません。日々の演習の中で文章を読むスピードを上げ、時間配分を身につけ、自分に合った解き方で演習していき、「時間が足りない」ということが起こらないようにしましょう。

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