国語の家庭学習で注意すべきこと

家庭学習での注意点

夏井(中学受験専門 夏井算数塾代表):今回は国語の家庭学習で注意すべき事についてのお話です。
もちろん色んな塾で色んな授業を受けて色んな勉強をしていく事になりますが、やっぱり受験勉強という中でいうと一番大事なのはご家庭でどういう勉強を日々繰り返すのかという所にあると思います。その中で注意点等ありましたらお教え下さい。
長島:まず一つ思うのが、読解の学習をする量がかなり少なくなっているのが印象としてあります。
いわゆる、授業の復習をしっかりやって欲しいです。
特に小4、小5の間は授業の復習が一つの大きなテーマになっております。
得意な方はそれでいいと思いますが、苦手な方が授業を振り返って、こういう理屈でこの問題の答えはこうなるんだ、と考えるのは中々難しいと思います。
そんなに勉強が出来るなら、国語の勉強は卒業でもいいのではないかという気がしないではないです。そうであるならば、どんどん新しい問題を解くという事をやって欲しいです。
問題を解いている中で、これは先生が前言っていた解き方だ、と思えたらそれが授業の復習になると思います。なので、どんどん新しい問題を解いて頂きたいです。
四谷大塚級であれば演習問題集等が家庭学習用教材として渡されて、それをこなしていくという事も出来ると思います。
ですが、例えばサピックスだとプラスαでやる教材としてはAテキストの読解の部分になると思います。塾問わず授業の復習以外の読解の勉強の割合が低いですから、それはもったいないと思います。
数をこなせば出来るようになるという所もあるのに数をこなす機会が奪われてしまうのは非常に悲しい事です。
そうであれば、市販教材であれば自由自在ですとかそういったものをご購入頂いて、
週に2本大問を解いていくという形で読解の勉強をもうちょっと増やして頂きたいと思っております。

漢字の勉強は?

夏井:確かに量を増やすという事は全体に通じて大事な事だと思います。
続いて、漢字はどう勉強したらよいですか?
長島:例えば私がサピックスで講師していた時に提案していた方法をお伝えさせて頂きます。
サピックスは冊子の後ろの方にテスト形式のように漢字の問題が並んでいます。
例えばサピの小5であれば月水金で授業がありますので、火木土が漢字の勉強をする日にします。
いずれもテスト形式になっている部分をなにも見ないで書きます。
書いて、間違えた漢字を5回ずつ練習します。
それが火曜日が1回目だとした場合、そこでしっかり集中して5回間違えたものを書けば木曜日に同じ作業をした時に、繰り返し勉強する量が減ると思います。
土曜日にまたやるのであれば、もっと減っていって更に勉強は楽になります。
週に3回勉強をする日を作り、間違えた漢字を書き直すという勉強をして欲しいという事になります。
それで、なるべく2回目3回目が楽になるように1回目に気合を入れて勉強しよう、という提案をよくしておりました。ただ、それぞれの方によってアレンジをして頂いていいと思います。
ある程度漢字が得意な方であれば、1回目に勉強した時に正解したものはクリアしたものとみなして
2回目以降は間違えたものだけを再度テストして、間違えた場合は5回ずつ書くという形でもいいと思います。中々覚えきれてなくて、さっき勉強したからたまたま合っていましたというような
漢字が苦手なお子さんは忘れる事もありますので、今申したような形がいいと思います。
毎回まっさらな状態で最初から最後までテストして間違えたやつは5回ずつ練習、それを3回繰り返すというような形で適宜アレンジして頂ければと思います。

そもそも国語の復習とは?

夏井:よく授業を受けると、授業の復習をきちんとしましょうという指導をよくされると思うんですが、そもそも国語における授業の復習は一体なんですか?
長島:やって欲しいお勉強は、講師側の意図としてはこうだと思います。
ノートをもう1回見て、どういう流れでこれが答えになったのかという確認をして欲しいというのが講師側の意図のはずです。
たださっきもちらっと申しましたが、その勉強が出来る方はもう国語が得意な方だと思います。
そうであるならば、ちゃんと言われた事をやっていないと塾との喧嘩にもなってしまう恐れがありますから、私が提案したいのは塾とも喧嘩にならなくて、且つ学習効果がある営みとして、記述の問題の模範解答をノートに書き写すという勉強はして欲しいです。
もちろんなぜそれが答えになるのかというのも必要なんですが、記述はこういうふうに書くものなんだというのを手に覚えさせるという勉強も必要です。
営みをやって頂けば塾側にもちゃんと復習しましたと言えますし、学習効果もちゃんとありますし。
それは本当に必要な事だと思いますのでそういったもの是非取り組んで欲しいなと思っております。

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