サピックス・小5国語の要点(52B-04)
52B-04
SAPIX国語授業の活用法:52B-04「病原菌を溶かす謎の物質」
──授業で扱う4問のつなげ方+比喩(問8(1))の読み取り
動画の要点を「授業→復習」で再現できる形に整理しました。設問の役割と、比喩の処理を型として残します。
このページで整理すること
- 52B-04で授業で扱う4問(問1・問5・問6・問9)の役割と復習の順番
- 説明文の読みで重要な「全体→時系列→理由」の整理
- プラスアルファの良問:問8(1)(比喩「宝箱」)の読み取り=イコール変換
- 授業後に短時間で回せる復習テンプレ
52B-04
サピックス国語の勉強法(語彙・記述・B問題)を含めた全体像は、サピックス国語の成績が伸びないときの処方箋|語彙・記述・B問題の勉強法(全体像はこちら)で整理しています。
この回は「文章全体の確認」を4問で固める
52B-04は説明文で、ペニシリンを発見した人物(フレミング)を扱う文章です。
授業では、まず問1で全体を押さえ、その後に問5・問6・問9で、
時系列/理由/研究の流れを確認していく構成になります。
問1:文章全体の確認(何歳の時に何をしたか)
「この文章は誰について、どんな経緯で何をした話か」をまとめる問題です。
最初にここで、本文全体の骨組みを作ります。
- 人物(フレミング)
- 時期(何歳の時)
- 行動・成果(何をしたか)
問5:第一次世界大戦中のフレミング
戦時中に「何をしていたか」を押さえることで、本文の時系列(背景)を固定します。
- 時期(第一次世界大戦中)
- 行動(何をしていたか)
- 全体のどこに位置する話か(問1の骨組みに戻す)
問6:なぜリゾチームを発見できたのか
「なぜ発見できたか」を説明する問題は、説明文の得点源です。本文から理由を束ねる練習になります。
- 答えの中心=理由(〜から/〜ため)
- 根拠=本文の条件・状況を拾う
問9:ペニシリンの研究(研究の流れ)
研究に関する設問は、出来事の羅列ではなく、前後関係のある「流れ」として整理するのが基本です。
- 前提→発見→研究(または結果)の順に並べる
- キーワード(研究対象・結果)を落とさない
問1で全体、問5・6・9で時系列と理由を押さえ、本文の説明が「筋」で言える状態にします。
問8(1)
比喩の読み取り
比喩(たとえ)は必ず「イコールの関係」になる
問8(1)は、「僕にとっては宝箱さ」という表現の宝箱が何を指すかを問う問題です。
宝箱は現実の宝箱ではなく比喩なので、まずは必ずイコールに戻して処理します。
原則:比喩は「共通点」があるから成立する
例えは「似ている点」があるから成立します。共通点があるなら、その点でイコールが成り立ちます。
- 比喩 = 必ずイコールにできる
- イコールにすると、答えが本文から拾える
- 「なんとなく」で処理しない(本文根拠で言語化する)
解き方:イコール→さらに前を読む
まず「宝箱=この部屋」と置いたら、次に「この部屋とはどんな部屋か」を本文の前から拾います。
- 比喩の直後(会話)でイコールを確定
- 指示語・名詞(この部屋)が曖昧なら前へ戻る
- 部屋の描写(薄暗い/培養皿が積まれている等)を根拠にする
問8(1)の「イコール変換」(本文の形をそのまま使う)
- 宝箱 = この部屋
- この部屋 = 薄暗く、やたらに培養皿がつまれている実験室
ここまで「イコール」で押さえれば、宝箱と呼ぶ理由は、本文の描写を材料にして説明できます。
比喩は「うまい表現だな」で終わらせず、何と何がイコールかを確定してから、本文根拠で説明文を作ります。
授業後の復習テンプレ:52B-04は「全体→時系列→理由→比喩」で仕上げる
STEP1:問1で骨組み固定
- 人物・時期・行動を一文で
- 段落の役割をメモ
- 全体の要旨を1〜2文
STEP2:問5・6・9で整理
- 時系列(いつ/何)を並べる
- 理由(なぜ)を本文から束ねる
- 研究の流れを「前提→結果」で言えるようにする
STEP3:問8(1)はイコール変換
- 宝箱=この部屋
- この部屋=本文の描写
- 根拠(描写)で理由説明を書く
説明文は「全体の整理」と「イコールに気づく力」で得点が安定します。52B-04はその練習に最適です。
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- 根拠の拾い方を添削で矯正
- 比喩(イコール変換)を型として反復
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