記述問題で起きがちなミス3選

今回は受験生が記述で見落としがちな3つのポイントについて説明していきます。

1.物語文で「理由」を聞かれた場合

実際の入試問題でも、普段勉強しているテキストでも、物語文で問われる設問は傍線部の「気持ち」を聞かれることが非常に多いです。例えば、下の問題のように

(例) 傍線②「泣いた」とあるがそのときの理由を答えなさい。

という問題が出題されていたとします。
理由を答える問題で問われているのは、大抵「気持ち」になります。
この問題の場合、「泣いた」理由になるので、例えば「うれしい」「悲しい」といったものが泣いた理由になります。
ところが、多くの受験生の皆さんは「理由」と言われると、「気持ち」は関係ないものだと思ってしまいがちです。
採点の要素として「気持ち」が含まれていることは非常に多いので、それを見逃してしまうことはとてももったいないと思われます。

2.傍線の言い換えを求められた場合

「言い換え」ということは「別の表現に直せ」という意味なのに、傍線の言葉をそのまま使ってしまうことが意外とに多いです。例えば、下の問題のように

(例)「あすかの命も自然の恵みの一つ」とはどういうことか。

という問題が出題されていたとします。
「どういうことか」というのは「分かりやすく言い換えて下さい」という意味です。
「言い換えて」なので他の表現に変えてほしいという意味なのですが多くの受験生は「自然の恵み」という言葉をそのまま答えに書いてしまいます
「言い換えを求められたら、別の表現に直す」という点を理解しておく必要があります。

3.変化について問われた場合

「気持ちの変化」を問われるような問題が出題されることがありますが、
変化後の気持ちについてしか書かない受験生が多いです。例えば、

「相手のことがはじめは嫌いだったが、その後意外な魅力を知り好きになっていった」

みたいな形で変化していった場合、変化前についても書かないと本当にに変化したかどうか表現できていないことになります。変化後の「相手のことが好きになりました」だけではなく、前はどうだったのか、つまり「前は嫌いだったんだ」ということを書くからこそ変化したことが答案に表現できていることになります。

また、その「変化」についてのきっかけをきちんと表現してあげることも必要です。

 

変化を問われた場合は、「変化前→きっかけ→変化後」のながれでまとめることを意識して答案を作成するようにしましょう。

まとめ

・物語文で「理由」を問われるような問題が出題された場合は、「気持ち」を答える必要があることを意識する。
・傍線部の言い換えを求められたら、別の表現に直すことを心掛ける。
・「気持ちの変化」を問われる問題の場合には、「変化前の気持ち⇒きっかけ⇒変化後の気持ち」の流れで答案をまとめるようにする。

いずれも少し注意するだけで簡単に答案を改善できるポイントになりますので、日々意識しながら取り組んでみましょう!

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