聖光学院中学校・令和3(2021)年度の過去問解説

聖光学院中学校・令和3年度厳選解説動画

 

令和3年度 聖光学院中学校の入試より厳選した問題とその解説をお届けします。

解説

大問一 問八

傍線部の理由を問われている問題です。

・傍線の直前
商売っ気だけの連中には、いくら積まれても譲らんよ。
より、【商売っ気だけの連中に山小屋を譲りたくないから】が理由であると分かります。
さらに文章を読み進めていくと他にも理由があるので、それを付け加えていきます。

・傍線⑦の7行後
わたしのどこを~つとまらんからね」と。より、
【ものを長く大事に使える「わたし」なら、山小屋の主人がつとまると考えたから。】を付け加えて答えとなります。
これらをあわせて【商売っ気だけの連中には山小屋を譲りたくないし、ものを大事に長く使える「わたし」なら、山小屋の主人がつとまると考えたから。】が答えになります。

国語の記述問題は、心情の根拠などすべて文章中に書いてあるので、文章中から答えさがしをしていくという姿勢が大切です。

大問二 問六

動物的である(X)の具体例を問われている問題です。

この問題は、(X)とほぼイコールのものは何かということを問われています。

・設問中の文
「同じことを繰り返して『面白さ』を感じるのは、どちらかというと動物的である」より、
X=【同じことを繰り返して面白いと感じる。】となります。
これとほぼ同じ内容の選択肢を探していくと、
選択肢ア【初めて乗ったジェットコースターが気に入って、何度も乗りたくなる。】が正解となります。

指導指針

国語力向上と受験成功を重視し、効果的な学習法を提供することに焦点を当てています。独自のアプローチと専門知識に基づき、受験生の国語力を伸ばし、自信を持たせることを目指しています。