桜蔭中学校・令和3(2021)年度の過去問解説

桜蔭中学校・令和3年度厳選解説動画

 

令和3年度 桜蔭中学校の入試より厳選した問題とその解説をお届けします。

解説

■大問一問三

傍線③について、私たちが「戦わずに勝つ」ためにはどうすればいいのかを聞かれている問題になります。

・一枚目の左下
「ナンバー1になれる~たどりついたのです。」より、
『ナンバー1になれるオンリー1のポジションを見つければよい』ということが分かります。

入試の国語は答えになる箇所が必ず文章中にある『宝さがしゲーム』であると言えます。

記述問題のときに、答えになる箇所を見つけたけれど設問で指定されている字数に足りないという場合は、自分が書いた内容の『理由』を付け加えてより詳しい内容にするか、自分が書いた内容の『イコール』の内容を加えて字数調整をするようにしましょう。

・文章のラスト
「得意なことを探すためには、すぐに苦手と決めて捨ててしまわないということが大切なのです。」より、
先ほどの文章をより詳しく説明するために、『すぐに苦手と決めつけないで、得意なことを探す』を加えます。

よって、答えは『すぐに苦手と決めつけないで、得意なことを探し、ナンバー1になれるオンリー1のポジションを見つければよいから。』になります。

■大問二問七

傍線Eに対して、タロに言い聞かせている理由を答える問題です。

物語文で理由を聞かれた場合は、心情を読み取りましょう。記述の問題の場合、心情を答えに入れるということを意識しておきましょう。
心情をつかみ取るためには、背景と出来事を整理する必要があります。

【背景】
二重線2の六行後
・「あれ以来~ちょっとは汁がうすまる。」より、
『真紀ちゃんと相性が悪い』という背景があることが分かります。
【出来事】
・「柴犬のあんたと~体力の消費や。」より、
『タロに、犬猿の仲であるクリストファーにおこってもむだであると言い聞かせた』という出来事があったことが分かります。

背景と出来事より、タロと主人公にはお互いに相性の悪い相手がいるということが分かります。よって、
『タロと自分を重ねており、真紀ちゃんにはおこってはいけないと、自分に言い聞かせている』ことが分かります。

サービス案内:読解ラボ東京の「過去問解説」

受験準備の最終段階で困りがちなのが過去問の扱いです。
全問について解説と採点基準を明示し、そのプロセスを体感してもらいます。