予習シリーズ小5上巻 第2回の要点解説

予習シリーズ
小5 上巻
第2回
物語文

【解説まとめ】心情問題は「背景 × 出来事」で固定する

受験国語専門「読解ラボ東京」代表・長島によるライブ解説(小5 上巻 第2回)の要点を、
ご家庭で再現できる形に整理しました。
キーワードは 「背景(理由)→出来事(傍線の行動/発言)→心情(結論)」 です。

解説動画(ライブ配信)

※自動文字起こしのため、固有名詞などに揺れがある場合があります。

目次

1. 心情読解の「型」:背景 × 出来事 → 心情

まずはこの3点セット

  • 背景:なぜそうなる?(出来事の理由)
  • 出来事:傍線に選ばれやすい行動・発言・様子
  • 心情:その背景+出来事なら、どんな気持ち?

ミニ例(超テンプレ)

背景
志望校に合格した
出来事
泣いた(傍線になりやすい)
心情
嬉しい(嬉し泣き)
ポイント:
心情問題は、最後が気持ちに着地します。
だからこそ、背景(理由)→出来事→心情の順で整理するとブレにくくなります。

2. 解く順番:傍線→理由→心情(気持ちは最後)

解説は「背景→出来事→心情」に見えますが、解くときは傍線(出来事)から始めるのが自然です。

① まず傍線(出来事)に反応

傍線は「行動・発言・様子」に置かれやすい

② 傍線の「理由(背景)」を拾う

理由が揃うと、心情は勝手に決まる

結論:気持ちを当てにいかない。先に理由(背景)を確定させる。

3. 問題別ポイント(2列カード)

問一:冒頭の心情は描写で即決

選択

  • 注目:「見るからに浮かれている」
  • 背景:東京に帰るのが楽しみ
  • 結論:エ

問二:黙って歩き出した(傍線②)

選択

  • 背景:東京の話を楽しそうにするユリ
  • 出来事:傍線②で黙って歩き出す
  • 結論:離れたくない→その話をしたくない(ウ)

問三:足を速めた(傍線②)

選択

  • 背景:すでに別れが寂しい
  • 出来事:「最後の晩餐」→傍線②で足を速める
  • 結論:さらに不愉快(イ)

問四:口をつぐんだ(傍線④)

選択

  • 背景:不機嫌=武兄ちゃんに会えないと思っていた
  • 出来事:本当は「自分と別れるのが寂しい」と気づく
  • 結論:「あ、そういうことか」の沈黙

問五:照れ+素直になれない

選択

  • 注目:50〜52行(照れて顔が赤い)
  • 注目:53〜55行(素直になれない)
  • 結論:ア×/オ×、他は○

問六:にらみつけた(傍線⑤)

選択

  • 背景:「すぐ忘れる」と突き放す発言
  • 出来事:悲しそう→にらみつける(傍線⑤)
  • 結論:イ

問七:本当は会いたい(行動で拾う)

選択

  • 背景:本当はユリと会いたい
  • 出来事:66〜72行「声を聞こうとしている」
  • 結論:B(Dは不適切)

問八:自分を責める(傍線⑦)

選択

  • 背景:「忘れない」と約束してくれた
  • 出来事:その思いをはねつけ、悪態をつく
  • 結論:「自分の方が馬鹿だった」=自責

問九:空欄は定義で固定

空欄

  • 注目:直前「同じ旋律をいつまでも繰り返し奏でるもの」
  • 結論:オルゴール

問十:叫んだ理由=約束の返礼

選択

  • 背景:「忘れない」と約束してくれた
  • 出来事:船に向かって叫ぶ(傍線⑧)
  • 結論:「俺も忘れない」と伝えたい
補足:第2回は、心情語を探す回ではなく、理由(背景)を集めて心情を決める回です。
「背景×出来事」で毎問同じ形に直してから選ぶと、ミスが減ります。

4. 家庭学習での回し方(再現手順)

5ステップ(毎回同じでOK)

  1. 傍線(出来事)に丸
  2. 「なぜ?」=傍線の理由を探す
  3. 理由を 背景 として短く言い換える
  4. 傍線周辺を 出来事 として確定
  5. 背景×出来事 → 心情 を一言で置く

詰まりやすい子の直し方

  • 心情語を探す前に「理由(背景)」を1行で言わせる
  • 「だから?」で出来事→心情をつなぐ
  • 口頭で言えたら、最後に1文でメモ化

5. よくあるつまずき(FAQ)

Q.気持ちが毎回ブレます。どう直す?
気持ちを先に考えるとブレます。先に傍線の理由(背景)を確定してください。
背景が言えれば、出来事(傍線の行動/発言)と掛け算して心情はほぼ一択になります。

目安:理由を2〜3個メモ→最後に心情語を1語で固定。
Q.言い換えが苦手で、背景が短くまとめられません
背景は「1文」ではなく、まず「1語」で置いてOKです。例:寂しさ/不愉快/照れ
置けたら本文の言葉(根拠)を足して、徐々に精度を上げます。

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物語文の心情読解は「センス」ではなく、背景×出来事で再現できます。
お子さまの答案を見ながら、根拠の拾い方・言い換え・選択肢の切り分けを1対1で整えます。


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本記事はライブ解説の要点を学習用に整理したものです(教材本文の転載はしていません)。
行数の参照は配信内の説明に基づきます。

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