予習シリーズ小5上巻 第7回の要点解説

予習シリーズ
小5 上巻
第7回・発展問題
物語文

【解説まとめ】第7回は「心情=背景×出来事」+「理由の集め方」で安定する

受験国語専門「読解ラボ東京」代表・長島によるライブ解説(第7回・発展問題)の要点を、ご家庭で再現できる形に整理しました。
キーワードは 「背景(理由)→出来事(傍線の行動/発言)→心情(結論)」。心情語を当てにいく前に、まず理由(背景)を集めて根拠を固めます。

解説動画(ライブ配信)

※自動文字起こしのため、固有名詞などに揺れがある場合があります。

目次

1. 心情読解の「型」:背景 × 出来事 → 心情

まずはこの3点セット

  • 背景:なぜそうなる?(出来事の理由・事情)
  • 出来事:傍線に出やすい行動・発言・様子
  • 心情:背景+出来事なら、どんな気持ち?

ミニ例(超テンプレ)

背景
志望校に合格した
出来事
泣いた(傍線になりやすい)
心情
嬉しい(嬉し泣き)
ポイント:
心情語を先に置くとブレます。まず 傍線(出来事)の理由=背景 を集めてから、心情を1語で固定します。

2. 理由の集め方:心情の前に「出来事の理由」を押さえる

「背景→出来事→心情」は見た目の順番。実際は 傍線(出来事)→理由(背景)→心情 と逆向きに読むほうが安定します。

① まず傍線(出来事)を確認

行動・発言・様子に線が引かれやすい

② 「なぜ?」で理由(背景)を集める

理由がそろうと、心情は自然に絞れる

結論:心情は当てない。理由で押し切る

3. 問題別ポイント(2列カード)

いの一:時間の終わり=冒険の終わり

選択

  • 注目:暗くなってきた(複数箇所)
  • 読み:行動の時間が終わる方向へ
  • 結論

いの二:はぐらかし=気まずさの回避

選択

  • 背景:探索に前向きでなくなっている
  • 出来事:「また来る気ある?」→あいまいに返す(傍線)
  • 心情:行きたくないが言いにくい →

いの三:孤高の姿で「続ける」と決める

心情

  • 背景:1号鉄塔への思慕(原点)
  • 出来事:24号鉄塔の孤高・峻烈さを見る
  • 結論:一人でも調査を続ける決意が固まる

いの四:高圧的=ごまかしたい

選択

  • 背景:泊まるのは非常識だと分かっている
  • 出来事:気恥ずかしさから強く言う(傍線)
  • 心情:ごまかしたい →

いの五:現実的=冷静な指摘で説得

用語/抜き

  • (1) 現実的=冷静に指摘している →
  • (2) みっちゃんを説得しようとしているのは? →

いの六:意地=傷つき+腹立ち

心情

  • 背景:理解者(副隊長)だと期待していた
  • 出来事:共感してくれない→理解が薄いと感じる
  • 結論:「意地」は強がりではなく、傷つきと腹立ちの混合

いの七:「目印」は一般論→自分のこと

選択

  • 注目:傍線「鉄塔を目印にすればよい」
  • 読み:一般論の話→自分の状況へ接続
  • 結論
まとめ:第7回は、心情を「背景(理由)→出来事(傍線)→心情」の順で固定し、理由で押し切る練習回です。

4. 家庭学習の回し方(再現手順)

5ステップ(毎回同じでOK)

  1. 傍線(出来事)に丸をつける
  2. 「なぜそうした?」で理由を集める
  3. 理由を短く言い換えて 背景 にする
  4. 傍線周辺の行動/発言を 出来事 として確認
  5. 背景×出来事 → 心情 を一言で置く

答案での確認ポイント

  • 心情語の前に 理由(背景) が書けているか
  • 傍線の直前直後だけでなく、理由が集まる範囲まで戻れているか
  • 一般論(説明)を読んだら、「今の自分の状況」に接続できているか

5. よくあるつまずき(FAQ)

Q.心情が「好き/嫌い」みたいに雑になります

心情語を先に置くとブレます。まず 傍線の理由(背景) を拾ってください。理由が集まると、心情は自然に絞れます。

目安:理由を2〜3個メモ→最後に心情語を1語で固定。
Q.「高圧的」「意地」などの言い換えが思いつきません
先に言い換えを探すより、その前の事情(背景)を確認します。背景が分かると、言い換えは
「ごまかしたい」「傷ついた+腹が立つ」など 原因→結果 の形で置けます。
Q.一般論の説明を読んでも、選択肢に結びつきません
一般論は「知識」で終わらせず、自分の状況への接続まで進めます。
「目印の話(一般)」→「今の自分は迷っている(個別)」のように、主語を自分に戻すのがコツです。

 

 

読解ラボ東京|オンライン個別で「根拠の取り方」を技術化

物語文の心情読解は「センス」ではなく、手順で再現できます。
お子さまの答案を見ながら、理由(根拠)の拾い方・言い換え・選択肢の切り方を1対1で整えます。


公式サイトを見る

※お問い合わせ・受講案内は公式サイト内から。

本記事は、ライブ解説の要点を学習用に整理したものです(教材本文の転載はしていません)。
行数・設問の参照は配信内の説明に基づきます。

講座案内:ハイレベル現代文~既存の現代文教育に対するアンチテーゼ~【大学受験】

本講座では、あくまでも受験指導の場であることを踏まえ、答えの出し方に特化した解説をご提供いたします。