予習シリーズ小5上巻 第8回の要点解説

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小5 上巻
第8回・発展問題
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予習シリーズ小5上巻 第8回|説明文の要点解説

予習シリーズ小5上巻 第8回・発展問題の説明文では、空欄問題、理由説明、段落対応、正誤判断が続きます。特に空欄問題は、選択肢を先に見てしまうと感覚で選びやすく、復習しても同じ考え方が残りにくい回です。

このページでは、受験国語専門「読解ラボ東京」代表・長島によるライブ解説の要点を、ご家庭で使いやすい形に整理します。対象は、空欄問題で選択肢を何となく選んでしまう小5生、説明文で根拠の位置を見つけにくい生徒、復習時に何を残せばよいか判断しづらい保護者の方です。

確認する中心は、①空欄の直後にある名詞・評価語 ②前後が同じ内容か反対内容か補足説明か ③段落が文章全体で何をしているかです。正解だけで終わらせず、「なぜその選択肢になるか」まで言える状態を目指します。

このページで確認できること

第8回は、コツバメというチョウの生態を題材に、空欄、理由説明、段落対応、正誤判断を確認する回です。本文中の情報量が多いため、答えだけを見ると復習しにくくなります。

  • 空欄の直後にある言葉から、何について問われているかを読む
  • 前後の文が同じ方向か、反対方向か、補足説明かを確認する
  • 段落ごとの役割を見て、どこまでが具体例かを判断する
  • 正誤問題では、時期・対象・理由・内容の差を本文と比べる
  • 家庭学習で、答えではなく根拠の見方を残す

第8回を読む前に押さえる見方

説明文では、本文の中に多くの情報が並びます。コツバメの生態を扱うこの回では、時期、えさ、成長の流れ、サナギの状態などを区別しながら読む必要があります。

空欄問題

空欄の直後にある名詞や評価語を見て、何についての空欄かを先に決めます。

理由説明

本文中の時期・対象・原因を分け、なぜそうなるのかを短く説明します。

正誤判断

時期、対象、理由、内容のどこが本文と合うかを一つずつ比べます。

解説動画(ライブ配信)

※自動文字起こしのため、固有名詞などに揺れがある場合があります。

動画を見る前に、下の「空欄問題の考え方」を確認しておくと、解説中にどこを聞き取ればよいか分かりやすくなります。

目次

1. 空欄問題の考え方:直後 → 前後 → 段落

第8回の空欄問題では、空欄そのものだけを見るのではなく、空欄のすぐ後ろにある言葉を確認することが重要です。直後にある名詞や評価語を見ると、「何についての空欄なのか」が見えやすくなります。

そのうえで、空欄の前後が同じ話を続けているのか、反対の内容に変わっているのか、理由や補足を加えているのかを確認します。選択肢を見る前に本文側の関係をつかむと、根拠を説明しやすくなります。

① まず空欄の直後を見る

  • 名詞:何の話かを確認する(例:からだきびしさ
  • 評価語:よい内容か、厳しい内容かを確認する
  • 対象:誰・何にかかっているのかを見る
  • 単位:時期、数、場所などが関わるかを見る

② 次に前後関係を見る

  • 同じ内容:言い換え、具体と抽象でつながる
  • 反対内容:前後で方向が逆になる
  • 補足説明:理由、条件、具体例でつながる
  • 段落全体:その段落が何を説明しているかを見る
ポイント:
空欄は、選択肢だけで判断すると復習が浅くなります。直後の言葉で話題を決め、前後の文で関係を確認すると、根拠を説明しやすくなります。

2. 問一:空欄(1〜4)は「直後」と「前後の一致」で決める

問一は、空欄の直後に何が来ているか、前後の文が同じ方向なのか反対方向なのかを確認する問題です。選択肢の雰囲気だけで選ばず、本文側の根拠を先に置きます。

空欄1:直後の「からだ」に注目

空欄

  • 注目:空欄直後の名詞で話題を特定
  • 見方:「からだ」について何を説明しているかを見る
  • 答えイ・キ
  • 復習:直後の名詞を見てから選択肢を確認する

空欄2:前後とも「理由の候補」が並ぶ

空欄

  • 前後:「なぜヤマツツジの花しか食べないのか」の候補
  • 見方:同じ問いに対する説明が続く
  • 答えエ・オ
  • 復習:前後が同じ問いに答えているかを見る

空欄3:前が「遅い」→後ろが「早い」

空欄

  • 判定:前後が反対方向
  • 見方:時間の早さ・遅さの対比を見る
  • 答えア・ク
  • 復習:前後で言っている内容が逆になっているかを見る

空欄4:前後とも「産卵時期の説明」

空欄

  • 判定:前後が同じ方向で説明を続けている
  • 見方:産卵時期に関する説明としてつながるかを見る
  • 答えウ・カ
  • 復習:同じ話題の説明が続いているかを見る
まとめ:問一は、選択肢の言い回しよりも、空欄直後の言葉前後のつながりを優先して確認する問題です。

3. 問題別ポイント(問二〜問十)

問二以降は、理由説明、指示内容の確認、段落対応、正誤判断が続きます。答えを覚えるのではなく、どの段落・どの表現を根拠にしたかを残すことが大切です。

問二:傍線①=「ひと月で姿を消す」理由

理由

  • 根拠:エサはヤマツツジの花(3段落)
  • 根拠:その花があるのは約1か月(3〜4段落)
  • 答え方:エサを得られる期間が短いから、とまとめる
  • 確認:「姿を消す」理由を、エサと時期から説明する

問三:傍線②「限られたもの」=何?

指示内容

  • 前後:「限られたもの」を具体化する文を拾う
  • 答えヤマツツジの花
  • 補足:花の時期が短い(4月末〜5月半ば)
  • 確認:抽象的な表現を、本文中の具体的な名詞に戻す

問四①:段落対応で正確に判断する

段落

  • :50行目(9段落)
  • :57行目(10〜11段落:サナギ)
  • :32行目(7段落)+8段落も関係する
  • 確認:語句だけでなく、段落内で何を説明しているかを見る

問四②③:根拠行をもとに並べる

並べ替え

  • B:卵を産む(つぼみ)
  • C:幼虫が花を食べて育つ
  • A:木をおりてサナギに
  • E:サナギの殻にとじこもる
  • 答えD→B→C→A→E
  • 確認:成長の流れを本文の時系列で並べる

問五:チョウが姿を消す理由(選択)

選択

  • 根拠:10〜12行目(エサの花がない)
  • 注意:花をエサにするのは「幼虫」
  • 答え
  • 確認:誰が何を食べるのか、対象を取り違えない

問六:直前の対比で判断する

選択

  • 対比:人間(10/80) vs チョウ(10/12)
  • 見方:寿命に対する割合を比べる
  • 答え
  • 確認:数字の大きさではなく、全体に対する割合を見る

問七:優雅ではない理由=年間の計画が決まっている

記述

  • 根拠:ヤマツツジの季節を中心に一年のプランを組む
  • 補足:羽化・産卵・サナギなどが時期に左右される
  • まとめ:のんびりできない=一年の過ごし方が厳しく決まっている
  • 確認:「優雅」という印象と本文の実態の差を見る

問八:空欄直後の「きびしさ」に注目

空欄

  • 接続:問七の内容(年間計画の制約)から「厳しい」へ
  • 根拠:10段落の「時間の問題
  • 見方:空欄直後の評価語に合う内容を拾う
  • 確認:「きびしさ」が何に対する評価かを見る

問九:具体例のまとまり=段落範囲で取る

構成

  • 具体例:コツバメ(3〜11段落)
  • まとめ:12段落は内容を受けて整理
  • 見方:どこまでが具体例かを段落単位で見る
  • 確認:話題が切り替わる場所を段落で判断する

問十:正誤は「合わない点」を絞り込む

正誤

  • :早春(2〜3月はじめ)が不適切 → ×
  • :45〜47行目 → ○
  • :41〜42行目 → ×
  • :問七の内容と矛盾 → ×
  • :56〜58行目 → ○
  • 確認:時期、対象、理由が本文と合っているかを見る
補足:第8回は「空欄の直後」と「前後関係」で根拠を明確にし、段落対応で判断を安定させる回です。1問ごとに、根拠を自分の言葉で説明できるかを基準に復習してください。

4. 家庭学習での進め方

家庭学習では、正解したかどうかだけでなく、正解までの根拠を短く言えるかを確認します。特に空欄問題は、答えを覚え直すよりも、空欄直後と前後関係を見直す方が次回につながります。

空欄の確認ポイント

  1. 空欄の直後(名詞/評価語)に注目する
  2. 前後1〜2文で同じ内容/反対内容/補足説明を判定する
  3. 根拠を短く言う(例:直後=からだ/前後=産卵時期の説明)
  4. 選択肢を見た後も、本文側の根拠に戻る

段落対応の確認ポイント

  1. 選択肢のキーワードから該当段落を探す
  2. 段落の役割を一言で整理する(例:具体例/成長の説明/まとめ)
  3. 本文の時期・対象・理由と合うかを確認する
  4. 根拠行だけでなく、その段落全体の役割を見る

復習メモの例

問題 見たところ 次回も使う見方
問一 空欄直後の名詞・評価語 選択肢を見る前に本文側の関係を見る
問二 エサと花の時期 理由問題は原因を本文から拾う
問十 時期・対象・理由 正誤は合わない点を具体的に見る
家庭での目標ライン:
単なる正解ではなく、「なぜそれを選んだか(直後+前後)」を説明できる状態を目指します。ここを意識すると、空欄問題の取りこぼしを減らしやすくなります。

この回だけで終わらせず、予習シリーズ国語をどう回して定着させるかの予習シリーズ国語の復習サイクルも確認しておくと、他の回でも同じ考え方を使いやすくなります。

5. よくあるつまずき(FAQ)

Q. 空欄が「なんとなく」で選べてしまい、復習で何を見直せばよいか分かりません

まず 空欄の直後にある言葉 を確認してください。名詞なのか、評価語なのかを見るだけでも、話題が絞れます。その上で、前後の文が 同じ内容/反対内容/補足説明 のどれにあたるかを確認します。復習時には「直後のキーワード+前後の関係」を一言でメモすると、次の空欄問題にもつながります。

Q. 段落対応が苦手で、探しているうちに混乱してしまいます

先に「その段落が何をしているか」を見ます。具体例なのか、理由の説明なのか、まとめなのかを確認すると、同じ言葉が出てくるだけの場所に引っぱられにくくなります。「この段落は文章の中で何を説明しているか」を一言で置いてから、選択肢と照合しましょう。

Q. 正誤問題で、どこを根拠にすればよいか分かりません

選択肢の中で、本文と比べるべき語を先に見つけます。時期、対象、理由、数値、因果関係などが本文と合っているかを確認してください。第8回では「早春」「幼虫」「花の時期」「サナギ」など、細かい語の違いが判断に関わります。

Q. 記述問題で、本文のどこまで入れればよいか分かりません

理由説明では、原因になる内容を優先して入れます。具体例を全部書くのではなく、本文の中で問われている理由や条件に関わる部分を選び、短くまとめます。

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本記事はライブ解説の要点を学習用に整理したものです(教材本文の転載はしていません)。
行数・段落の参照は配信内の説明に基づきます。

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