予習シリーズ小5上巻 第7回の要点解説

予習シリーズ小5上巻第7回の物語文を復習するイメージ

予習シリーズ
小5 上巻
第7回・発展問題
物語文

予習シリーズ小5上巻 第7回|物語文の心情読解を解説

このページでは、予習シリーズ小5上巻 第7回・発展問題の物語文について、受験国語専門「読解ラボ東京」代表・長島によるライブ解説の要点を、ご家庭で復習しやすい形にまとめます。

第7回では、傍線部の行動や発言だけを見て気持ちを当てるのではなく、背景(理由)→出来事(傍線の行動・発言)→心情の流れで考えることが中心になります。

対象は、物語文で「気持ちは何となく分かるのに、選択肢で外してしまう」「理由を聞かれると本文のどこを見ればよいか分からない」という小5生と保護者の方です。いの一〜いの七まで、どこを見て判断するかを確認できます。

このページで確認できること

  • 予習シリーズ小5上巻第7回・発展問題の物語文で、何を中心に読むか
  • 心情を感覚で選ばず、本文の理由から判断する考え方
  • 傍線部の行動・発言から、背景と心情を読み取る方法
  • いの一〜いの七までの問題別ポイント
  • 家庭で復習するときに、どの順で見返すとよいか

第7回で中心になる読み方

第7回の物語文では、人物の発言や態度をそのまま受け取るだけでは、心情を判断しにくい場面があります。強く言っているように見えても、本音をごまかしている場合があります。冷静に見える言葉でも、相手を説得しようとしている場合があります。

そのため、傍線部だけで答えを決めず、傍線部の前にある事情を確認します。人物が何を期待していたのか、何が期待と違ったのか、そこからどんな気持ちになったのかをつなげて読むことが大切です。

見る場所 確認すること 答えに使う内容
傍線部の前 人物の事情、期待、関係性 心情の理由
傍線部 行動、発言、表情、態度 出来事の中心
傍線部の後 その後の反応、考えの変化 気持ちの方向

解説動画(ライブ配信)

※自動文字起こしのため、固有名詞などに揺れがある場合があります。

動画を見るときは、答えだけでなく、各設問で「傍線部」「理由」「心情」のどれを確認しているかに注目してください。

目次

1. 心情読解の考え方:背景 × 出来事 → 心情

物語文の心情問題では、気持ちの言葉だけを先に探すと、選択肢がどれも近く見えることがあります。先に確認したいのは、傍線部の行動や発言がなぜ起きたのかという理由です。

同じ「強く言う」でも、怒っている場合もあれば、本音を隠したい場合もあります。同じ「黙る」でも、悲しい場合もあれば、考えをまとめている場合もあります。行動や発言の意味は、前後の背景によって変わります。

見る3点

  • 背景:なぜそうなるのか。人物の事情や前提を拾う。
  • 出来事:傍線部に出る行動・発言・様子を確認する。
  • 心情:背景と出来事を合わせて、自然な気持ちを決める。

ミニ例

背景 志望校に合格した
出来事 泣いた
心情 うれしい

同じ「泣いた」でも、背景が変われば心情も変わります。

ポイント:心情語を先に置くのではなく、傍線部の理由を集めてから気持ちを決めます。理由がそろうと、選択肢の中心が見えやすくなります。

2. 理由の集め方:心情の前に「出来事の理由」を押さえる

本文を読むときは「背景→出来事→心情」の順で考えます。ただし、設問では傍線部が先に示されることが多いため、実際の復習では 傍線部(出来事)→理由(背景)→心情 の順に確認すると進めやすくなります。

① 傍線部を確認する

行動・発言・様子のどれが問われているかを見ます。

② 「なぜ?」で背景を集める

その行動や発言の前にある事情を本文から探します。

③ 心情へつなげる

背景と出来事を合わせ、選択肢の中心になる気持ちを決めます。

確認:心情は感覚で決めず、本文にある理由から判断します。

3. 問題別ポイント(いの一〜いの七)

ここでは、第7回の各設問で確認したい見方をまとめます。答えだけを覚えるのではなく、傍線部の前後からどの理由を拾ったかを残しておくと、別の物語文でも使いやすくなります。

いの一:時間の終わり=冒険の終わり

選択

  • 注目:暗くなってきた場面が複数出てくる。
  • 読み:行動できる時間が終わる方向へ向かっている。
  • 答え

いの二:はぐらかし=気まずさの回避

選択

  • 背景:探索に前向きでなくなっている。
  • 出来事:「また来る気ある?」に対して、あいまいに返す。
  • 心情:行きたくないが言いにくい →

いの三:孤高の姿で「続ける」と決める

心情

  • 背景:1号鉄塔への思いがある。
  • 出来事:24号鉄塔の孤高・峻烈さを見る。
  • 心情:一人でも調査を続ける決意につながる。

いの四:強い言い方=ごまかしたい

選択

  • 背景:泊まるのは非常識だと分かっている。
  • 出来事:気恥ずかしさから強く言う。
  • 心情:本音をごまかしたい →

いの五:現実的=冷静な指摘で説得

用語・抜き出し

  • (1) 現実的=冷静に指摘している →
  • (2) みっちゃんを説得しようとしているのは? →

いの六:意地=傷つき+腹立ち

心情

  • 背景:理解者だと期待していた。
  • 出来事:共感してくれない。
  • 心情:傷つきと腹立ちが合わさり、意地になる。

いの七:「目印」は一般論から自分のことへ

選択

  • 注目:傍線「鉄塔を目印にすればよい」
  • 読み:一般論の話を、自分の状況へつなげる。
  • 答え
まとめ:第7回は、傍線部の行動や発言を見たあと、理由を本文から拾い、最後に心情へつなげる練習回です。

4. 家庭学習での復習方法

動画や解説を見たあとに、答えだけを確認して終わると、次の物語文で同じ読み方を使いにくくなります。家庭学習では、各設問について「傍線部」「理由」「心情」を分けてメモすることが大切です。

第7回向けの復習の流れ

  1. 傍線部の行動・発言・様子に印をつける。
  2. 「なぜそうしたのか」を本文から探す。
  3. 理由を短く言い換えて、背景として確認する。
  4. 傍線周辺の出来事とつなげる。
  5. 背景と出来事から、心情を一言で置く。

答案で確認したいこと

  • 心情語の前に、理由となる背景が書けているか
  • 傍線の直前直後だけでなく、理由が見つかる範囲まで戻れているか
  • 一般論を読んだあと、自分の状況へつなげられているか
  • 選択肢を選ぶ前に、本文根拠を一つ以上言えるか

復習メモの例

問題 傍線部・出来事 理由・背景 心情
いの二 あいまいに返す 探索に前向きでなくなっている 行きたくないが言いにくい
いの四 強く言う 泊まるのは非常識だと分かっている 本音をごまかしたい
いの六 意地になる 理解者だと思っていた相手に共感されない 傷つきと腹立ち

この回の復習を単発で終わらせず、予習シリーズ国語をどう積み上げるかの全体像はこちらもあわせて確認しておくと、家庭学習の流れを作りやすくなります。

5. よくある質問

Q.心情が「好き・嫌い」のように粗くなります

心情語を先に置くと、本文根拠と合いにくくなります。はじめに傍線部の理由を拾ってください。理由が集まると、心情は自然に絞れます。

目安:理由を2〜3個メモしてから、最後に心情語を1語で置きます。
Q.「強い言い方」「意地」などの言い換えが思いつきません

先に言い換えを探すより、その前の事情を確認します。背景が見えると、「本音をごまかしたい」「傷ついたうえで腹が立っている」など、原因と結果の形で言い換えやすくなります。

Q.一般論の説明を読んでも、選択肢に結びつきません

一般論は知識として読むだけでなく、自分の状況へつなげます。「目印の話」から「今の自分は行き先を見つけたい」というように、本文中の人物へ主語を戻すと判断しやすくなります。

Q.動画を見たあと、何をすればよいですか

いの一〜いの七のうち、動画で扱われた問題をもう一度見返します。そのとき、答えだけを確認するのではなく、「傍線部」「理由」「心情」の3つを分けて言えるかを確認してください。

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物語文の心情読解は、感覚だけに頼るものではありません。お子さまの答案を見ながら、理由の拾い方、本文根拠の言い換え方、選択肢の比べ方を1対1で確認します。

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※お問い合わせ・受講案内は公式サイト内から。

本記事は、ライブ解説の要点を学習用に整理したものです(教材本文の転載はしていません)。
行数・設問の参照は配信内の説明に基づきます。

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