女子学院中学校・令和3(2021)年度の過去問解説

女子学院中学校・令和3年度厳選解説動画

令和3年度 女子学院中学校の入試より厳選した問題とその解説をお届けします。

解説

■大問一 問三

傍線③「製氷を行う」についての説明を求められている問題です。

説明を求められている場合、傍線部分とイコールの内容を答えましょう。

・「製氷を行う」をXと置きます。
「製氷を行い~つるつるにしてくれる。」より、
X=「凹凸ができたリンクの表面を、氷上車でつるつるにすること。」となります。

■大問二 問七

傍線⑥「二次的な風景」の具体例について選択肢から選ぶ問題です。
具体例を問われた場合は、ほぼイコールの内容を答えます。

・傍線⑥の直前
「人が豊な自然といって指差す~人間が作り出した二次的な風景で」より、
傍線⑥=人間が作った風景(X)

・傍線㋐の前後
「自然保護~考えていい。」
・傍線㋒の前後
「かつて~牧草地に変わり」
より、田畑・牧草地(Y)

傍線⑥=X
Xとほぼ=Y
⑥とほぼ=Y
より、イ(田畑)、エ(牧草地)が答えとなります。

上記のような考え方を三段論法といいます。
入試の国語の定番の解き方となるので、覚えておきましょう。

コラム

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